30代になってから、
ふと鏡を近づけた時に一番気になるようになったのが「毛穴」だったりする。
昔はファンデを塗ればなんとなくごまかせていたはずなのに、
最近はそうもいかない。
特に、鼻まわりや頬のあたり。
メイク前に鏡をのぞくたびに、
「前より目立ってない…?」「なんか影っぽく見える…」
そんな小さな違和感が、じわじわと気になってくる。
でも正直、
毛穴ケアのためだけに専用の美容液を増やしたり、
あれこれ工程を足すのはちょっとハードルが高い。
忙しいし、続く自信もあまりない。
だからこそ、
「いつものシートマスクで毛穴もケアできたらいいのに」
そんな都合のいい願望が、頭のどこかにずっとある。
シートマスクって、
自分にとっては“ご褒美ケア”でありながら、
実はすごく現実的なアイテムでもある。
貼るだけでいい。
難しいテクニックもいらない。
その間、スマホを見ても、家事をしても、ボーッとしていてもいい。
それで
・うるおいが入って
・肌がやわらかくなって
・キメが整って
結果的に毛穴の目立ち方もやわらいでくれたら──
「それが一番いいじゃん」と本気で思っている。
30代の毛穴って、ただ汚れてるだけじゃない。
乾燥して開きっぱなしになっていたり、
たるみで影になって見えたり、
皮脂と水分のバランスが崩れていたり。
根本には「潤い不足」と「ハリ感不足」があるんだろうな、
なんとなくそれも分かっているから、
**“たっぷりうるおって、ふっくら見せてくれるシートマスク”**に期待したくなる。
「これ1枚で、毛穴の目立ち方が少しでも変わったらいいな」
「週に何回か続けてたら、ファンデのノリも変わるかな」
そんなことを考えながら、
シートマスクをパッケージから取り出して、
そっと顔に貼る時間は、
ちょっとだけ“未来の自分への投資”みたいな感覚がある。
30代になると、
完璧を目指すよりも、
「無理なく続けられる中で、少しでもいい方向に肌を持っていきたい」
そんな気持ちのほうが現実的になる。
だからこそ、
シートマスクで毛穴もケアできたら──という発想は、
わがままというより、
今のライフスタイルの中でできる“ギリギリちょうどいいケア”なのかもしれない。
マスクを外したあと、
肌がしっとりして、
手のひらで触れた時にすべすべしていると、
「うん、今日やってよかった」って思える。
毛穴そのものが完全になくなるとか、
一気に陶器肌になるとか、
そんな夢みたいなことは求めていない。
でも、
・ファンデーションがなめらかにのる
・夕方の毛穴落ちが前よりマシになる
・近くで見られても、ちょっと安心できる
そのくらいの変化があるだけで、
30代の心はだいぶ軽くなる。
最近気になり始めた毛穴を、
専用ケアでガチガチに攻めるよりも、
まずは“いつものシートマスクに少し期待してみる”。
そんな、背伸びしすぎないやり方で、
自分の肌と付き合っていきたい。
「今日はちゃんとケアしたから大丈夫」
そう思える夜が増えれば、
明日の自分の顔を見るのが、
少しだけ楽しみになってくるから。
TAGS
CATEGORIES
Comments are closed